キリマンジャロ登山 契約の注意点と最安値 2020年時
初めに
(キリマンジャロに限らずアフリカのツアーはぼったくりが多いです。よく言った言ってないになり余分にお金を取られます。でも向こうが悪いのではなく確認しなかったり書面に起こさなかった我々が悪いと思ってください。詐欺ではないので。中には会社と現場の人間がグルになって騙そうとしてくるところもあるようですが。)
本題に戻すとキリマンジャロはガイド、料理人、ポーターをつけるのが義務になってます。なので一人で勝手に登れません。必ず登山催行会社にいってガイドたちの手配をしないといけません。
キリマンジャロ登山に必要なのは
- 入山料
- 会社に支払うお金
- ガイドたちへのチップ
この3つです。1に関してはどこも同じなので2と3をどれだけ減らせるかがカギになってきます。因みに日本からでも契約できますがチップ抜きで1500ドル以上はかかるので現地で交渉したほうが安いです。
僕が選んだのはMATATA(マタタ)ツアーという会社
よくキリクライマーズというところがオススメに上がっていて僕も始めはそちらにしようと思っていたのですが話を聞くとよかったのでこちらにしました。
結論から言うとマラングルートをチップ込み1230ドルで登りました。
少し前のサイトだと1000ドルくらいで登った等有りますがもう古いです。物価と入山料の上昇で2020年2月時点ではこれが底値だと思ってください。(僕が下山した日に契約してた人はご飯は自分で用意する条件で1200ドルでした。向こうのご飯を食べたくないなら5日分の食料を持って行って交渉すればさらに安くなるかもしれません)
キリマンジャロバックパッカーズホテルのすぐ近くにオフィスがあってホテルに泊まるやつに声掛けしてきます。なので場所が分からなくても向こうから連れて行ってくれました。
まずなぜ予定とは違う登頂率の低いマラングを選択したのかについては入山料が830ドルにたいして730ドルと安かったことと、この会社で登って敗退した人が少なかったからです
入山料はゲートで払うと聞いたんですが僕はオフィスでオンライン(クレカ)決済しました。VISA、MasterCardが対応してます。
さらに会社の取り分が350ドル。これだけでも契約できるんですが、後々揉めると聞いていたのでチップをあらかじめ150ドル込みで払う形式にしました。
ツアー会社からは何回も断られましたが「もし後で例えば300ドル要求されても俺は払えない。この条件が飲めないならほかの会社に行く」と半分脅してチップ込みで契約しました。
時間はあるのでこうした態度で交渉に臨むのは大事です。夕方に行って翌日登る事も出来ましたが余裕をもって2日後登ることにしました。また150ドルがチップの最低金額だと思うのでこれ以上下げられるかはわかりません。
でここから契約書にサインするんですが
- チップ込みになっているか
- 入山料や小屋使用料の有無
- 無料レンタルに含まれるもの
- ポーターの数
- ご飯はいつまで出るのか
- ツアー日数
- 全体の料金
は必ず確認して書面に書き込んでください。
実際の契約書
トイレットペーパーは契約に入っていないので日本から持っていくことをお勧めします!
マタタツアーはそのあたりしっかり説明してくれたし、レンタルもバックパック含めてすべて無料でした。
おすすめのレンタル品は
- ストック
- インナーウエア
- 水筒
- 靴下
- 寝袋
登山靴やバックパックは使い慣れたものをもっていくのがいいと思います。バックパックは借りたもので何の問題もなかったですが、登山靴は下山時に試しに履いてみると靴擦れしました。
ただ底値というだけあって下山中に追加チップを要求されました。
おすすめはしませんがクレジットカードと現金を靴底に隠して財布には1000シリング(50円)しかないといい実際に財布も見せ納得させて払いませんでした。自分でも中々クズな方法だと思うので自己責任でしてください。ただ、僕もチップは払っているので一応義理は果たしてます。僕は追加チップは払ってない代わりに自分のソーラーパネルでガイドの携帯も充電してました。
いい人たちだったのでお金に余裕があれば感謝の気持ちとしてもう少し多く払ってたと思います
全体的によかったですがマタタの人間が街を案内するといって、あの手この手で土産物屋連れて行こうとしたり日帰りツアーに行かせようとするのでそれがめちゃくちゃ嫌でした。ウザすぎて走って撒いたりもしました(笑)
タンザニア人と英語で交渉できるなら日本でするより結構安くできるので頑張ってください!